ライフジャケットの常時着用!
携帯電話などの連絡手段の確保!
救助要請など海のもしもは118番!
小樽海上保安部では、9月18日神威岬灯台の一般公開を行いました。
今年は、海上保安業務の紹介や学生募集等も実施し、道内・道外そして海外からやってきた観光客たちを喜ばせることができました。
神威岬灯台に辿り着くまでには、駐車場から灯台までアップダウンの道のりを約30分かけて歩かなければならないのですが、駐車場付近の広場に設けたブースで灯台の一般公開が行われていることを耳にした観光客たちは、「灯台の中が見れるから最後まで登りきらないと!」と、普段は先端に辿り着くまでに途中でリタイアしてしまうような小さな子供から年配の方まで、汗をかきながら秋の訪れを感じさせる心地良い風に背中を押され岬先端を目指して歩いていました。
東京から来た新婚旅行中のカップルは北海道上川郡東川町にある記念の婚姻届(写し付き台紙、メッセージシート、写真、タイムカプセル用ポケット)を目当てに北海道を訪れており、「うみまる」が祝福するとともに幸せの1ページに華を添えました。
また、函館航空基地所属のMH910(くまたか1号)がしょう戒にあわせて灯台の近くを飛行し、映画海猿で登場した機動救難士もヘリコプターに乗っていると説明を受けた観光客たちは歓声をあげて盛り上がり、大きく手を振り見送っていました。
今年は天候も良く、昨年度の616人を大きく上回る850人の参観者があり、絶景である積丹ブルーの海と神威岬灯台、そして海上保安庁が皆様の思い出の1ページに刻まれることを職員一同願っております。